世界のこども発達支援

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イラン

信仰は支えにも、罪悪感にも。イランで自閉症児を育てる母親17人が語った暮らし

祈りを支えにする人もいれば、診断を罰のように受け止めて自分を責める人もいました。イランのウルミアで自閉スペクトラム症(ASD)の子どもを育てる母親に聞いた研究は、信仰への異なる思いに加え、支援の費用や、周囲の反応を含む暮らしを記録しています。

中国

親の気付きと負担感、子どもの行動はどう重なる? 中国で自閉症児の親268人を調査

自閉スペクトラム症(ASD)の子どもを育てる親の気付きや負担感は、子どもの感情・行動とどう重なるのでしょうか。中国・済南の研究は、親268人の回答から、子どもの困りごと、親自身の状態、家族が暮らしをやりくりする感覚をつないで調べました。

バーレーン・サウジアラビア・UAE

運動の力と、段取りや切り替えの困難はどう関わる? 湾岸3か国の自閉症児119人を調査

予定を立て、必要なことを覚え、行動を切り替える。こうした「実行機能」と、感覚や運動の力はどう関わるのでしょうか。湾岸3か国の自閉スペクトラム症(ASD)児119人の研究では、運動の得点が高いほど、親が答える日常の実行機能の困難は低いという関連が見られました。

スリランカ

資金も専門職も限られる地域で、発達支援の拠点をどう作った? スリランカの「Mathavam」

行政、大学、地元の団体、海外の支援者が、運営の仕組みと資金や専門知識を持ち寄る。スリランカ北部の発達支援拠点「Mathavam」は、こうして開かれました。運営に関わった著者らは、開設後に研修や記録を見直した経験と、無料でも残る家族の負担を報告しています。

イタリア

乳児との遊びをオンラインで振り返る「FIRRST」。イタリアで早期支援の比較研究を計画

乳児との遊び方や働きかけを、専門職とオンラインで振り返る。イタリアの「FIRRST」は、自閉スペクトラム症(ASD)の初期兆候がある9〜14か月の乳児と養育者に向けた研究計画です。週1回の支援を24週間行い、養育者向けの教育を受ける群と比べる予定です。

ネパール

自閉症児の世話と仕事、母親はどう休んでいる? ネパールの9人が語る生活と対処

子どもの世話で十分に眠れず、仕事や人間関係にも影響が出る。ネパールの母親9人への聞き取りでは、こうした暮らしの負担と、その中で休息を取る方法が語られました。家族などに世話を交代してもらうことも、対処の一つとして挙がっています。

イタリア

専門職の助言と、待合室での親同士の会話。イタリアの自閉症児の家族が語った支え

子どもとの伝え方を専門職から学ぶことと、待合室でほかの親と経験を分かち合うこと。イタリアの母親と父親36人への聞き取りには、その両方が支えとして登場しました。暮らしに前向きな変化を感じながら、将来への心配や休む時間の不足も語られています。

イラン

ADHDの治療、本人の話は聞かれている? イランの若者と親が語った効果と負担

課題へ集中しやすくなった一方、食欲が落ちたり、眠りにくくなったりする。イランで注意欠如・多動症(ADHD)の治療を受ける若者は、こうした経験を語りました。本人9人と親10人への聞き取りでは、薬への評価だけでなく、自分の話を聞いてもらえるかどうかが、治療への気持ちに関わっていました。

豪州・イタリア

自閉症児の支援を、親と専門職が一緒に選ぶには? 豪州とイタリアの資料・講習・研修の試み

支援の選択肢を知るだけでなく、自分たちは何を大切にするかを専門職と話し合う。自閉スペクトラム症(ASD)児の支援で、こうした「共同意思決定」を試した豪州とイタリアの二研究があります。レビューは、親への資料と講習、専門職の研修を紹介し、その評価にはまだ限界があるとしています。

米国・ブラジル

文字がすぐ消える読字検査、読み始めた子には難しすぎる? 米国・ブラジルで表示時間を検討

画面の文字がすぐ消える検査では、読み始めた子どもの得点が低い所に集まり、力の違いを捉えにくくなります。米国とブラジルの研究チームは、文字を長く見せる条件を調べました。正答が増え、表示時間を検査の設計に組み込む手掛かりが得られた、査読前の報告です。

ウガンダ

パソコンがあってもADHDへの理解は別。ウガンダの3校から考える設備と教員研修

学校のパソコンや通信が整えば、発達への理解も進むのでしょうか。ウガンダの3校を調べた報告では、設備が充実した学校でも、特別な支援の評価は同じようには高くなっていませんでした。教員の理解や使い慣れた道具から考える、査読前の研究です。

ペルー・スペイン

顔と光で気持ちを表す小型ロボット「JARI」、自閉症児と表情を確かめる試行

顔の画面と身体の光、首の動きを使って気持ちを表す、高さ28cmのロボット「JARI」。ペルーとスペインの学校では、自閉スペクトラム症(ASD)の子どもに表情を見てもらい、言葉や絵記号で答えてもらいました。研究者が反応を遠隔操作する試作機で、その場での受け止め方を調べています。